90年代、世間を虜にした1600cc、いわゆる「テンロク」のスポーツカー。
ここでは、テンロクのスポーツカーの良さと、なぜ人気が出たのかを解説するとともに、おすすめの1600ccスポーツカーをご紹介いたします。
90年代に開発競争が繰り広げられたテンロク車は、名機・名車ぞろいです!
1600ccクラスの車ってどんな車?
90年代はグループAの規則に則り、高性能な「テンロク」が多数発売!
90年代前半、FFを中心としたホットハッチが世間を賑わせた。
当時流行したグループAのレースには、「A6」と呼ばれる1600cc以下の排気量が対象となるクラスが存在。
このこともあり、低価格で日常にも使い勝手がよく、なにより走れる車が各社から多数発売され、人気を博したのです。
ホットハッチを中心に4AGやB16など名機が多数誕生
価格と日常の使い勝手を重視する傾向から、1600cc(テンロク)クラスは、ハッチバック車が数多く発売された。
AE86の登場を皮切りに、シビック、ファミリア、ミラージュ、パルサー、、と各社からハッチバックが登場。
その中で、数多くの名機と呼ばれるエンジンが誕生しました。
とりわけ、トヨタの「4A-G」とホンダの「B16」はファンが多く、長年開発競争が続けれました。
近年では自動車税に不利な面もあり衰退傾向
1600ccのエンジンを搭載した車は、自動車税で言うと2000ccのエンジンをと同一の価格。
よって、近年では1600ccの車の数は国内の生産が減少傾向。
外車であるMINIやプジョーから多く見受けられます。
1600ccのスポーツカーのメリットは?
ジムカーナで1600cc以下のクラス1に参戦可能
国内のグループA(全日本ツーリングカー選手権)はなくなってしまったが、ジムカーナでは1600cc以下のクラスが健在。
今でも現役で、EG型シビックやEK型シビックが活躍をみせています。
実用性と軽さを活かしたハンドリング性能を両立
90年代に人々を虜にしたように、1600ccクラスは実用的でありながら走りには本気である車が多数。
まさに羊の皮を着た狼のような車たちです。
パワーに頼らず、ハンドリングで勝負する車に仕上がっています。
【もう一度90年代の熱さを!】1600ccのおすすめスポーツカーランキング
1位:【テンロク開発競争に終止符を打った最強マシン】シビック タイプR(EK9)
長年、各社から1600ccのマシンが発売され、速さを競っていた90年代。
しかし、EK型初代シビックタイプRの発売によって、この論争には終止符が打たれた。
NAエンジンながら1000ccあたり115馬力を出力し、メーカーチューンによって手がけられた足回りと相まって、まさに最強を誇った。
2位:【AE86の血を受け継ぐ4AGサウンド】スプリンタートレノ/カローラレビン(AE111)
AE86に搭載されていたことで有名な、4A-Gエンジン。
20年ものあいだトヨタの新車に搭載され続けたことから、いかに高性能であったかが分かる。
レビン/トレノの最終型であるAE111は、200バルブ化され、165馬力を出力した。
3位:【ライトウェイトFRスポーツにして格安で買える】ロードスター(NB6C)
人馬一体の代名詞を持つロードスター。
軽量かつFRレイアウトを持つマシンであり、軽快な走りが楽しめる。
1600ccモデルは中古車価格が安いだけでなく、レギュラーガソリン仕様のため、お財布にも優しい。
4位:【B16Aを搭載した元クラス最強のVTECマシン】シビック(EG6)
シビックタイプR(EK9)の誕生は、この車なくして語れない、という1台。
「リッターあたり100馬力・許容回転数8,000rpm」という目標をもって開発されたB16Aエンジンは、見事160馬力を出力するエンジンとしてEG型シビックに搭載。
B16Aに初めて搭載されたのが、ホンダの技術の代名詞とも言える、「VTEC」である。
5位:【近代のホットハッチといえばスイスポ!】スイフトスポーツ(ZC32S)
ホットハッチが衰退傾向にある近年、気を吐く存在である車がスイフトスポーツ。
わずか1040kgの車体の5ドアハッチバックと、走りにも利便性にも優れた一台。
アフターパーツやエアロパーツも多く、購入後も安心して楽しめる車。
6位:【メーカーチューンの現代の隠れたホットハッチ!】ノートニスモ(E12改)
スイフトスポーツの対抗馬として挙げられるのが、日産のノートニスモ。
スイスポに比べて少し長いボディに、最大出力140馬力のエンジンを搭載。
普段使い重視ながらも、走りも楽しみたい、という方に最適な1台。
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