車の外装は、経年と共に劣化するもの。
そこで誰もが検討することが、外装の全塗装(オールペン)。
しかし、全塗装は業者によって金額や期間もまちまち。
ここでは、全塗装のデメリット、費用・期間・工程をご紹介いたします。
全塗装で最も大切なことは業者選びです。
正しい知識をつけて、良い業者を選定しましょう。
車の全塗装とは?費用・期間・diyでもできるの?どんな工程で進むの?
全塗装(オールペン)とは外装を再度塗り直し色変更や塗装剥げを改善すること
車の全塗装とは、車の塗装を一度落とし、好みの色に塗り直すことを言います。
作業期間や金額は業者や作業内容によって大きく異なります。
安いものでは10万円台から実施してくれる業者もありますし、付帯作業も含むと100万円近くすることも。
あくまで塗り直しなので、作業工程や業者選定を誤ると、せっかくの再塗装が余計にみすぼらしいこととなってしまうこともあります。
新車同等に仕上げるには多数の部品を外し、時間をかけての作業が必要
新車の時、車は部品ごとに丁寧に塗装され、組み立てられます。
よって、全塗装は車の部品を外せば外すほど丁寧な仕上がりとなります。
しかし、業者や金額によって作業手法は異なり、ガラスやライト、モール部品を外す場合や、マスキングテープや新聞紙での保護で終わる場合もあります。
一般的な車の全塗装(オールペン)の作業工程
全塗装は非常に手間のかかる作業です。
塗装や車の種類によっても異なりますが、一般的な塗装方法は下記のとおりです。
- 全塗装のイメージと予算を調整
- 詳細の作業内容を調整(部品はどこまで外すか、どこまで塗装をするか)
- 外装部品の取り外し
- 紙やすりでボディを磨き、塗装剥がしとボディの歪みを補正
- ボディの鉄板が出た部分にはプライマー(下塗り塗料)を塗る
- 色ムラを防ぐサーフェサーを塗る
- 乾燥(数日~1カ月)
- 塗装
- 熱を加えて、乾燥(1日~数日)
- ボディ研磨(でこぼこの取り除き)
- 外した外装部品の装着
【素人は失敗に要注意!】スプレー缶を使って全塗装をdiyでする方法
全塗装はしたいが金額が高額すぎる。
そんな人は、車用の塗装スプレー缶で車の全塗装をする方法もあります。
しかし、作業の手間がかなりかかることや、色ムラが出てしまいがちなどの注意点もあります。
全塗装(オールペン)のデメリットは?
耐久性弱い塗料、塗装の方法によっては塗装の剥がれが発生
先に記した通り、車の全塗装はかなりの作業がかかります。
加えて、塗料もたくさんの種類があり、物によっては複数の塗装作業が必要です。
熱入れや乾燥、塗装の作業を怠ってしまうと、簡単に塗装の剥がれが発生してしまいます。
売却検討時、中古車の買い取り相場が下がる
上記のように、全塗装は仕上げ方によって質が大きく左右されます。
よって、中古車相場は、全塗装車のほうが低く査定される傾向にあります。
車を全塗装した場合は、しばらくの間は同じ車に乗る覚悟が必要になりそうです。
【買って10年経ったからと簡単に全塗装しない!】全塗装の検討前に今の車の市場価値を調べよう
塗装にはげがあるからと言って、車は高く売れないという訳ではありません。
小売りだけでなく、部品どり、海外輸出、業販など、車屋さんにはたくさんの販路があります。
その一つにでも合致すれば、車は高く売れるのです。
全塗装をするか売却をするか迷っている人は、必ず買取の無料一括見積をしてみましょう。
車の全塗装で最も重要なのは業者選び!良い塗装業者の選び方は?
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車の全塗装で最も大切なことは、信頼できる業者選び。
まずは、すぐに近くの車の専門家に話を聞いてみましょう。
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