車やバイクの塗装をDIYでやるとき、きれいに仕上げるキーマンがいます。
それが、プラサフです。
ここでは、プラサフの特徴と注意点、おすすめの商品をご紹介いたします。
プラサフは、プライマーとサーフェイサーの機能を兼ね備えた、良いとこどりの塗料です。
1000円ほどで購入できますので、塗装時には必ず準備しましょう。
プラサフとは?プライマーやサーフェイサー違いは?
錆止めや塗装の色ムラを無くすもの!塗装の下地作りの必須アイテム
プラサフとは、塗装前に下地として塗ることで、車の塗装を際立たせたり長持ちさせたりするものです。
人でいうところの、化粧下地と同様です。
以前はプライマーとサーフェイサーという、別の塗料でした。
しかし、どちらも塗装前の下地処理として使われていることから、両方の効果を兼ね備えたプラサフが誕生しました。
プラサフは主に金属や合成樹脂の塗装下地として使われますが、建築ではプライマーを使ったり、プラモデルではサーフェイサーを使ったりします。
【代表例】プラサフの使い方は?乾燥時間はどのくらい?塗装のタイミングは?
プラサフの使用方法は、使用する下地の性質によって変わります。
ここでは基本的な使用方法をご紹介します。
基本的には、プラサフ塗装の後に、カーペイントを塗装します。
【下準備】まずはマスキング。下地(パテ)が固まったらシリコンリムーバーで脱脂
まずは塗装したい部分以外のところに、ビニールや新聞紙をマスキングテープで張り付けましょう。
塗装箇所は必要に応じてパテ埋めや研磨をしたのちに、シリコンリムーバーで脱脂。
油分や油汚れを取り除きましょう。
【塗装】プラサフを薄く複数回に分けて15分ほど間隔を空けて塗装
プラサフは、複数回に分けて、下地の色が見えなくなるまで塗りましょう。
塗装の間には、15分ほど乾燥も忘れずに。
尚、乾燥の時間は商品によってことなります。
【研磨】サンドペーパー400番手で空研ぎの後に、1000番手耐水ペーパーで水研ぎ
塗装したプラサフスプレーが乾いたら、サンドペーパーで研磨。
まずは400番で表面の凹凸をとったあとに、1000番の耐水ペーパーで水研ぎをしましょう。
表面のでこぼこやざらざらがなくなり、ツルツルした肌触りになれば、カーペイントの準備は完了です。
【脂分は大敵】プラサフスプレー使用時の注意点・コツ
でこぼこ・ざらざらが無くても必ず水研ぎ研磨をする
手ではわからない段差があることもあるので、必ず水研ぎ研磨はしましょう。
色を付けたとき、色むらや塗装のはがれが出てしまうことがあります。
プラサフスプレーの色は主に白・黒・グレーの3種類。塗装したい色の濃さで選ぶ
プラサフスプレーには色がついています。
最終的につける色の濃さによって、下地となるプラサフスプレーの色を決めましょう。
プラサフスプレーも最終色の濃さとあわせることで、理想に近い色が出やすくなります。
万が一理想に近い色が出なかったとしても、複数回色をつけていくことで、プラサフスプレーの色の影響は薄れてきます。
【初心者でも使いやすい】おすすめのプラサフスプレー ランキング
1位:ソフト99 ボデーペン プラサフ
本格塗装に迫る性能を持ちながら、非常に安価なアクリル樹脂塗料。
4種のスプレー機能を持ち、塗装も楽々。
上塗りする最終色ごとに種類が分けられている点も、とても便利。
2位:武蔵ホルト(ホルツ) プラサフスプレー
自動車用品を広く展開しているホルツ。
補修から再塗装の下地まで、幅広く対応可能。
乾燥も早く、およそ20分ほどで上塗り可能。
3位:ロックペイント プラサフスプレー
研磨性、付着性、錆防止に効果あり。
特に研磨性に優れ、塗装後に垂れにくく、爽快な研ぎ心地が特徴。