ドリフトには適していない車と言われている、FF車。
しかし、Fドリという言葉が浸透するほど、FFでドリフトをする人がドリフト界にはいることも事実。
ここでは、Fドリの解説とコツ、Fドリに適した車をご紹介いたします。
ドリキン 土屋圭市も認めたFドリは、とってもおもしろいんです!!
Fドリ(FFドリフト)とは?
ドリフトをしにくいと言われるFF車でドリフトをすること
Fドリとは、その名の通りFF(前輪駆動)の車でドリフトをすることです。
ドリフトで最も重要なポイントは、後輪が滑っている状態をキープすることです。
FF車はフロントタイヤが動力のため、すぐにグリップを回復してしまいがちです。
よって、FF車でドリフトをする際は、サイドブレーキをこまめにつかうことでドリフト状態をキープします。
ドリフトに適している車はFR車
D1やドリフトキングダムなど、国内にはたくさんのドリフト競技があります。
そのほとんどの車両がFR(フロントエンジンリアドライブ)です。
FR車は、重いエンジンが前にある上にリアタイヤ回転するため、後輪が空転する状態を作りやすくなります。
よって、コマの要領で、FR車は回転(ドリフト)をしやすいのです。
Fドリっておもしろいの?難しいの?
Fドリの神様と呼ばれる畠山圭介にやり方を学ぶべし!
90年代、いか天(いかす走り屋チーム天国)の全国大会に、FFのシビックで出場し、FR車さながらのドリフトを披露した訛りの強いとこがいる。
彼の名を、畠山圭介(大須賀圭介)と呼ぶ。
まだFドリが浸透していない時代にFドリ開拓した畠山は、Fドリの神様とまで呼ばれたのである。
畠山は決して車をチューンしてドリフトをするのではなく、知恵とテクニックでFドリを身につけた。
Fドリを練習する際は、畠山のテクニックから学びましょう。
ドリキン 土屋圭市も認めるFドリのおもしろさ!
ドリフトを世の中に知らしめた土屋圭市も、畠山圭介とFドリを経験している。
当初はFドリに対して懐疑的であった土屋だが、最終的には、
「Fドリはおもしろい!」
「Fドリのセッティングは畠山に聞け!」
「これからはFドリも認める!」
などとFドリを全力で楽しんでいる。
Fドリのやり方とコツ
フロントタイヤはグリップさせたままサイドブレーキを多用
Fドリのやり方とコツは下記の通りです。
- ハンドルをコジる(ドリフトのきっかけづくり)
- ブレーキを踏む
- サイドブレーキとアクセルをこまめに操作(進入した角度を調整する)
FR車と異なり、FFは細かい操作が必要になります。
また、Fドリをしやすくするためには、リアタイヤのグリップは不要です。
空気圧を高め、ローグリップタイヤを履くことがFドリをしやすくなるコツです。
まずはサイドターンから覚えよう!
Fドリ初心者の方は、サイドブレーキを踏んでみることから覚えましょう。
- 強めにブレーキを踏む
- クラッチを切る
- サイドブレーキを引く
- ハンドルを切る
これだけでFF車でも簡単に車の向きを変えることができます。
テクニックがつけばAT車やサイドブレーキを引かないドリフトも可能
Fドリを極めし者のなかには、オートマ車やサイドを引かずにドリフトへ持ち込むつわものも存在します。
上記動画では、日産ティアナでドリフトをする方がいらっしゃられます。
道を極めし者のテクニックは、本当に目を見張るものがありますね。。
格安!おすすめのFドリ車両と安くドリフト車を手に入れる方法
ドリフトはお金がかかる競技。安くFドリ車を手に入れよう
ドリフトは、車だけでなく、セッティングやタイヤ、燃料などどうしてもお金がかかる競技です。
できるだけ車を安く入手するため、中古車情報サイト「グーネット」で、気になる車の総支払額の見積もりをとってみましょう。
「グーネット」なら、中古車販売店と直接やり取りができるので、気になることをどしどし質問できます。
もちろん、問い合わせは無料、価格交渉も可能です。
【VTECエンジンはドリフトでも無敵!】ホンダ シビック SIR
Fドリの神様、畠山圭介も相棒とする、ホンダシビック。
サーキットや峠ではタイプRが好まれていますが、ドリフト用にSIRを探してみてはいかがでしょうか。
SIRのほうが足回りのセティングがガチガチではないため、自分でトー角の調整までしてみても面白いかもしれません。
【軽自動車+ターボはドリフト向き!】スズキ アルトワークス
軽自動車のターボとして、1番の知名度を誇るアルトワークス。
軽量かつターボエンジンのため、他の軽自動車と比べてドリフトの体勢を維持しやすいです。
Fドリ車両としての実績も十分あります。
【格安で軽量!名機4AGを搭載!】トヨタ レビン・トレノ(AE101)
動画検索サイトでFドリを検索すると、多くの人が乗っているスプリンタートレノとカローラレビン。
名機4AGを搭載しながら、40万円程度で購入が可能です。
あの甲高い独特なサウンドを、サーキットに轟かせませんか?
【予算が乏しいならこれで決まり!】ダイハツ ミラ
Fドリがしたい!でもお金がない。。
そんな人は、ミラを買いましょう。
サーキットでのFドリ実績も多数で、アフターパーツも豊富です。
車体は安く買って、自分色に染めてみてはいかがでしょうか。