90年代後半に流行したハードトップの車。
運転席後方のピラーがなく、スタイリッシュなデザインが特徴です。
ここでは、ハードトップ車の特徴やクーペやセダンとの違い、代表的な車をご紹介いたします。
日本ではあまり見なくなったハードトップですが、海外では未だに高い人気を誇っています。
クーペとハードトップとセダンの違いは?ハードトップには2つの意味がある!
クーペとは?【2枚のドアを持ち運転性能やデザイン性が特徴】
クーペとは、左右2枚のドアがついた、流線形のデザインが特徴の車のこと。
そのメリットは、ボディ剛性や動力性能、スタイリング性に向上が見られることです。
このことから、スポーツクーペなどと称されることもある。
近年では、SUVクーペと呼ばれる、SUVの走行性能を持ちつつもクーペのようなスタイリッシュなデザインが特徴の車も登場している。
セダンとは?【4枚のドアを持ちボンネット・車室・トランクで構成】
セダンとは、左右4枚のドアを持ち、車前方から、「ボンネット・車室・トランク」と3つの範囲によって構成されている車のこと。
クーペとの異なり広い車内空間が特徴で、ファミリーカーや高級車に良く見られる形状です。
2,30年前までは、車と言えばセダンという時代があったが、近年ではSUVやミニバンの台頭により、人気が分散傾向にあります。
ハードトップとは?【オープンカーの金属屋根とBピラーレス車の2つの意味】
ハードトップとは、2つの意味を持ちます。
- ①オープンカーにおける幌ではなく金属で出来た屋根のこと
- ②Bピラー(フロントドア後方のサッシュ)が無く、窓やデザインに開放感を持たせた車のこと
後者のサッシュレスドアの車は、90年代初頭に高いデザイン性を有することから、人気を博しました。
ハードトップ(サッシュレスドア)が消えた理由は?海外では未だに人気?
【ハードトップのデメリット】ボディ剛性と静粛性に劣るため国内では減少傾向
ガラスに窓枠がないハードトップ車は、ボディ剛性に劣る傾向があります。
加えて、ボディ側のドアシールとガラスの密着面が劣化すると、静粛性が保てなくなる場合も。
これらのことから、近年の国内市場では、ハードトップ(サッシュレス)の車が減少傾向にあります。
ベンツやBMW、アウディなどはハードトップ(サッシュレスドア)を継続して販売
一方、メルセデス・ベンツやBMW、アウディなどの海外メーカーは、継続してハードトップ(サッシュレス)車を販売し続けています。
これらのメーカーは、オープンカーを継続的に新車の中にラインナップしている。
オープンカーはサッシュレスドアとなることが多く、この経験と実績を活かして、ハードトップ(サッシュレスドア)車を販売し続けています。
【国産・外車ともにスタイリッシュなデザイン】クーペのおすすめ車ランキング
1位:【国内で最も売れているスポーツカー】トヨタ 86/スバル BRZ
近年で最も人気のあるスポーツカーと言っても過言ではない、86とBRZ。
スタイリッシュなクーペスタイルに、FRレイアウトとスポーツカーとしても楽しめる。
中古車相場も100万円を切りつつあり、まさに今が買い時の一台。
2位:【セダンの居住性とクーペのデザイン性があるハードトップ】BMW 4シリーズ グランクーペ
セダンクーペという、新しい位置づけのBMW 4シリーズ グランクーペ。
クーペのスタイリッシュさを保ちながらも、セダンの居住空間を確保できた一台。
ちなみに、サッシュレスドアとなっており、ハードトップ車でもある。
3位:【目立つデザインにターボエンジンを搭載したじゃじゃ馬】フィアット クーペフィアット
クーペの車として、希有な存在であるクーペフィアット。
街中を走れば注目度抜群のデザイン性に、FFながら抜群の走行性能を誇るターボエンジンを搭載。
86のようなハンドリングマシンとは言えないが、当時FF最速を誇ったスポーツカーでもある。
【利便性と大人の余裕と高級感を備える】セダンのおすすめ車ランキング
1位:【低燃費と高いデザイン性は誰からも好感度高め!】トヨタ プリウス
ハッチバックセダンと定義されているプリウス。
高いデザイン性と低燃費で、老若男女から人気を得ている。
カスタム性にも優れ、車が好きな若者やパパにもおすすめ。
2位:【セダンと言えば高級車!最上級のエレガントさ】レクサス LS
セダンと言えば、高級車のイメージが強い人も多いはず。
トヨタの高級車ブランド「レクサス」の中で、最高級セダンがLS。
デザイン性、走行性、居住性すべてにおいて優れ、ひとつ上の大人を感じさせる一台。
3位:【クリーンディーゼルは環境面でも経済面でも優れる!】マツダ MAZDA6
近年、クリーンディーゼルに力を入れているマツダ。
その中で、高級セダンとして位置づけられている車が、マツダ6ことアテンザ。
ディーゼルにハイブリッド、ターボのガソリン仕様とあらゆる仕様を取り揃えており、必ずニーズに合致する一台が見つかるはず。
【国内では人気停滞も海外では継続したニーズ!】ハードトップのおすすめ車ランキング
1位:【世界一売れたスポーツカーは世界から根強い人気】マツダ ロードスター
世界一売れたスポーツカーのユーノスロードスターから数えること、4代目にあたるロードスター。
ハードトップとソフトトップをラインナップし、ハードトップは電動開閉式。
ソフトトップは軽さが魅力で、軽量FRという特徴を活かし、スポーツ走行に適している。
2位:【サッシュレスドアを持つドイツ生まれの高級車】メルセデス・ベンツ CLS
2018年に7年ぶりにフルモデルチェンジされた、高級セダン。
初代の2005年からサッシュレスドアとして販売。
セダンでありながら、クーペのような流線形的なデザインで、人気を得ている。
3位:【イタリアの高級ブランドから登場したハイブリッド】マセラティ ギブリ
2013年に1997年ぶりに復活した、高級スポーツセダン。
ガソリンとディーゼルのツインターボエンジンに、2020年にはハイブリッドモデルも発表。
マセラティの中枢を担う世界戦略車として、販売されている。
【90年代に人気のノスタルジックカー】ハードトップの車を安く買う方法
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