走り屋の世界を描き、今もなお高い人気を誇っている頭文字D。
数々の国産スポーツカー達がしのぎを削り合う中、三菱のランサーエボリューション(通称ランエボ)は悪役として数多く登場します。
WRCなどのモータースポーツで活躍したランエボ。
ここでは、ランエボの登場シーンと嫌われ役の理由に注目しました。
【頭文字Dはランエボが嫌い?】悪者・悪役ばかりのランエボ乗り一覧!
【アウト・オブ・眼中!】岩城清次(エンペラー):ランエボⅣ

一番最初に登場したランエボは、岩城清次のエボⅣ。
大柄でポニーテールという、いかにも悪役のような風貌からわかるように、悪役として登場します。
岩城清次といば、なんといっても「ハチロクなんかに乗っている奴ァ、アウトオブ眼中」。
拓海とイツキに向かって放ったこの名言の印象が強い存在です。
秋名山で拓海とバトルをしますが、須藤京一の指示を守れず、敗北を喫します。
【バトルではなくセミナーだ】須藤京一(エンペラー):ランエボⅢ

岩城清次も所属するエンペラーは、ランエボのワンメイクチーム。
そのチームリーダーが、須藤京一です。
愛車の条件は、「ハイパワターボ+4WD。この条件にあらずんばクルマにあらず」。
ミスファイアリングシステムによってターボラグを無くしたエボ3と、低速コーナーの鉄人と呼ばれる京一の組み合わせは最強。
バトルではなくセミナーだ、と言い放った拓海との赤城山バトルでは、作中で唯一拓海に負けをつけています。
京一のホームコース、いろは坂でのバトルは拓海に軍配が上がり、拓海の86を「いいクルマだ」と認めています。
【オイルを撒いて啓介を事故らせる!】ランエボⅤの男(土坂峠)

頭文字Dで、ランエボが悪役と言われるが所以とも言える、名もなきチーム。
プロジェクトDとのバトルに勝利すればお金になるという理由で、ランエボⅥの男と共に妨害工作を企てる。
加えて、自らが理不尽なことを言っているにも関わらず、啓介のFDをターゲットにすることを指示。
その目論み通り、啓介のFDはオイルに乗って自損事故を起こしてしまう。
翌日、土坂峠にて行われたバトルにて、啓介は恭子のFDを借りて参戦。
ドライビングテクニックは啓介と同じレベルで語れるには程遠く、あっけなく敗北を喫した。
【ウィングレスで涼介が認める腕前】ランエボⅥトミーマキネンエディションの男(土坂峠)

啓介がオイルで自損事故を起こした際、儲け話を持ち込んだ張本人。
ただし、ランエボⅤの男と違い、ドライビングテクニックはそれなりのもの。
エボⅥのトミーマキネンエディションをウィングレス化し、涼介曰く電子デバイスを引き出した走りをした。
土坂峠のダウンヒルで行われたバトルは、スタート前に拓海を動揺させる作戦をとったが、こちらもあっけなく敗北した。
【神奈川エリア第一の防衛ライン】小早川(エンペラー)チーム246:ランエボⅦ

神奈川エリア初戦で登場した、チーム246。
そのヒルクライム担当が、ランエボⅦに乗る小早川。
ランエボⅦの性能に絶対的な自信を持っており、ランエボのことを大切にする、作中では珍しい愛車精神のあるドライバー。
ダンデライオンイエローのエボⅦは、C-WESTのフロントスポイラー、カナードに、VOLTEX製GTウィングなど派手な仕様。
ヤビツ峠で行われたヒルクライムバトルは、啓介が先行逃げ切りで勝利し、小早川と7秒もの差をつけた。
頭文字Dの作者、しげの秀一はランエボが嫌い?なぜ悪者・悪役ばかり?
ランエボが嫌いかはわからないが、インプレッサのことは好き!

頭文字Dでは、悪役ばかりが乗るランエボ。
実は作者であるしげの秀一は、インプレッサに乗っており、そのドライビングに惚れたとのこと。
拓海の乗るAE86トレノは、今でも自らの愛車でもあるとのことから、インプレッサと対をなす存在として、ランエボが悪役になってしまったのかもしれません。
【頭文字D】ランサーエボリューションの登場シーンを無料で観る・聞くには?
頭文字Dのランエボ登場シーンはアニメ頭文字DのSecond StageからFifth Stageまで!

頭文字Dのランエボの登場シーンは、Second Stageのエンペラー岩城から、Fifth Stageの246小早川まで。
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