【茂木なつきは嫌い？】頭文字Dに登場する白石って誰？【友達と父が援助交際・うちのベンツなの】

初刊発行から25年が経過した今でも、根強い人気を誇る頭文字D。

作中において、高校時代の終盤は、バトルよりも18歳の淡い青春時代が描かれています。

その中で、わき役ながら重要な役割を担うのが、「白石」です。

ここでは、あまり注目を浴びない白石にスポットライトを当て、掘り下げていきます。

頭文字Dの白石って誰？その後はどうなった？頭文字Dの主人公藤原拓海との関係は？

白石は拓海とイツキが通う高校の同級生。

大きめのメガネと黒髪のお下げ髪が特徴で、文化祭ではクラスの出し物を仕切るなど、真面目な高校生。

後に、拓海と付き合うことなる茂木なつきとは友人で、作中ではなつきと歩いているシーンが頻繁に見受けられる。

ちなみに、白石という苗字はわかっているものの、下の名前は不明。

なつきがガソリンスタンドでアルバイトを始めた際、拓海と同じアルバイト先であることを告げると、白石は動揺を隠しきれずにいた。

白石は、なつきがアルバイトを楽しげにする姿に、うらやましいと表現。

それもそのはず、白石は拓海に恋心を抱いていた。

高校3年の最後のバレンタインデーに、白石は拓海にチョコレートを渡し、なつきのことを好きなのか拓海にやんわりと問うた。

尚、白石はアニメ頭文字Dには登場しない。

白石が頭文字Dにて最も重要な役割を担うのは、なつきの援助交際が拓海にバレるシーン。

拓海に恋心を抱きながらも、友人のなつきと自分の父親が援助交際をしている事実を知っているという、なんとも複雑な立場の白石。

拓海となつきの距離が近づくのが嫌だった白石は、拓海の家になつきが援助交際をしてることを密告する電話をかける。

その事実を知った拓海は憤怒。

なつきと疎遠になるばかりか、愛車であるAE86型スプリンタートレノをエンジンブローさせてしまう。

後に、校内での何気ない会話から、密告の主が白石であることが、拓海にばれてしまう。

その際には、「なつきに藤原君はふさわしくない」「藤原君とだけはどうしてもいや」と冷静ながらも、苦しい胸のうちを明かす。

なぜ援助交際を知っているのか、という拓海の問いには、「あのベンツはうちのクルマなの」と吐露。

まるで三角関係の真ん中に白石がいるような複雑な状況は、想像するだけで胸がしめつけられる関係性だ。

それでもなつきのことは嫌いじゃなく、友達と言える白石は非常に強い女性であることがうかがえる。

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