初刊発行からおよそ25年が過ぎた今でも、根強い人気を誇る頭文字D。
そんな頭文字Dには、番外編として掲載された読み切り作品があります。
ここでは、頭文字Dの番外編である「ウエストゲート」にスポットライトを当て、ご紹介いたします。
そもそもウエストゲートとは?正式名称はウェイストゲートバルブ
ターボチャージャーの回転数を制御するため排気ガスを分流する装置
排気ガスによってエンジンに吸気をし、パワーを得るターボ。
しかし、常に排気ガスによってタービンをまわしてしまうと、タービンやエンジンの故障(ブロー)につながります。
そこで、排気ガスの一部を逃がし、適切なタービンの回転数を維持する機構を、ウエストゲートと言います。
ウエストゲートとブローオフバルブの違いは?
ターボチャージャーの吸気を制御し「プシュー」と音を出すブローオフバルブ
ターボにおいて、排気側の空気の流入を管理するウエストゲートとは反対に、吸気側を管理する機構がブローオフバルブ。
コンプレッサーで圧縮された不要な吸気側の空気を排出することで、タービンの回転数を維持します。
ターボエンジン独特の「プシュー」という音はブローオフバルブによるものです。
頭文字Dの番外編 ウエストゲートとは
単行本30巻と33巻に収録されている涼介と啓介が主人公の読み切り作品
頭文字Dの単行本30巻と33巻の巻末に掲載されている読み切り作品が「ウエストゲート」という名前です。
およそ20ページほどで、作品としては薄い内容。
しかし、涼介と啓介にスポットライトを当てることで、それぞれの人間性が見受けられる作品になっています。
【ネタバレあり】頭文字D番外編 ウエストゲートの内容
頭文字D 30巻掲載 「ウエストゲート」の内容【登場人物・搭乗車種・あらすじ】
とある深夜、愛車のFDで赤城山で走っていた高橋啓介。
そこで名も知らぬ女の子を拾ってしまう。
遠征が近いこともあり早く降ろしたい啓介であったが、賢太は高熱で家で寝込んでいるとのこと。
他にも不運が重なり、最終期には駅まで送る羽目に。
啓介に乗せてもらった女の子は、啓介が好意を持っていると勘違いし、連絡先を渡したものの、啓介は受け取らず去って行ってしまう。
頭文字Dの番外編ウエストゲートの高橋啓介に惚れた女の子 pic.twitter.com/5AnAWVkgHb— rin@13b (@KanadeRinsan) March 15, 2020
頭文字D 33巻掲載 「ウエストゲート2」の内容【登場人物・登場車種・あらすじ】
赤城山にドライブに来た、涼介と史浩。
心地よい気候も功を奏し、プロジェクトDに関する話が弾む二人であったが、史浩が急な腹痛で倒れてしまう。
医者の卵である涼介は、早急に病院に連れていく必要があると判断。
史浩を乗せ、愛車のFC3Sで赤城山の麓にある群馬大学病院へ急ぐこととした。
偶然とはいえ、涼介が本気で赤城山を攻めるのはかなり珍しいこと。
その速さと安心感は、ギャラリーはもちろんのこと、同乗している史浩まで感動を覚えてしまう。
高橋涼介、こういうところが好きすぎるんだよな pic.twitter.com/lbVxMJr6Wa— 紫苑もえか (@shionmoeka) July 4, 2020
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