頭文字Dの魅力の一つに、主人公である藤原拓海が非力なAE86で敵を倒していくことがあります。
そんな86のエンジンは、エンジンブローによって載せ替えをしていることはご存知でしょうか。
ここでは、拓海の86に搭載されているエンジンに注目し、詳細スペックとエンジンブローについて解説します。
頭文字D 藤原拓海のAE86スプリンタートレノは2回エンジンブローしている!
【1回目:vs 須藤京一(赤城山)】拓海、初の敗戦!後にAE101のグループAエンジンに換装
1回目のエンジンブローは、拓海が初めて峠で敗戦を喫した戦いでもあった。
同級生の白石からの密告によって、茂木なつきの援助交際を知ってしまった拓海。
怒りにまかせて、須藤京一に挑発された赤城山に足を向ける。
京一は拓海が来たことを歓迎し、全力でいくとしつつも、これはバトルではなく講習会(セミナー)であると言い放った。
拓海の先行で始まったバトルは、低速区間のS字にて、京一の得意なカウンターアタックが炸裂。
あっけなく京一が逆転した。
拓海は奮闘するものの、終盤区間にてエンジンブロー。
自責の念に苛まれ、文太が迎えに来た積載車の中で、拓海は涙を流した。
これを機に、拓海はハチロクのことを「クルマ」ではなく「ハチロク」と呼ぶようになり、より愛着を持って接するようになった。
【2回目: vs 乾信司(椿ライン)】頭文字D最終回!AE86トレノ同士のバトルはまさに死闘!
プロジェクトDの最終戦、サイドワインダーとのバトル。
ダウンヒルの代表は拓海と似た経歴をもつAE86トレノ乗り、乾信司。
初の峠バトルとなる信司は、想像を絶するスピードで拓海を苦しめる。
あえて拓海に進路を譲って後ろについたり、車をぶつけながら抜き返すなど、バトル序盤は信司のペースで進行。
しかし、拓海もブラインドアタックで抜き返すなど、バトルは過去に例がないほどの接戦に。
最後はこのバトル2回目のブラインドアタックで再々再逆転。
しかし、ゴール直前でエンジンブローを起こしてしまい、クラッチを切ったままでのゴールとなった。
拓海の86がエンジンブローした原因は?エンジンを交換(載せ替え)した理由は?
【1回目】コンロッドが内側からブロックを突き破る!過労のためのエンジンブロー
拓海がエンジンブローさせる以前から、父親である文太は次のエンジンを手配。
エンジンの寿命が近いことは既に察していた。
拓海がエンジンブローさせたときには、涙する拓海に対し、たまたまお前が運転していただけで、おまえのせいじゃない、と声をかけた。
【2回目】エンジンに負担をかけながらもシフトアップしない作戦!オーバーレブによるエンジンブロー
頭文字Dの最終回でのエンジンブローは、拓海の操作ミス。
乾信司とのバトルに前に、拓海は涼介からシフトアップを迷うタイミングであえてギアを上げないことで、秒数をかせぐポイントを探すよう指示されていた。
この作戦にて信司に並んだ拓海であったが、ブラインドアタックからライトを再点灯するときに、オーバーレブさせてしまう。
その結果、エンジンブローを起こし、クラッチを切った状態で最終コーナーを立ち上がり、ゴールした。
【AE101のグループAエンジン】エンジン載せ替え前後で拓海の86は何馬力になった?
エンジン載せ替え前は150馬力程度、載せ替え後は240馬力程度!(正確なスペックは不明)
拓海の86に搭載されているエンジンは、詳細スペックは明かされていない。
しかし、エンジン載せ替え前の4A-GEU型エンジンはせいぜい150馬力くらい、と涼介に推測されている。
1回目のエンジンブローの後に載せ替えたエンジンは、TRD製のAE101用グループAエンジン。
涼介曰く、最大240馬力をしぼり出すユニットを、公道用にデチューンしているのではと推測している。
イニシャルDの拓海がエンジンブローしたシーンは何話?何巻?場所はどこ?
1回目は単行本10巻・アニメSecond Stage「さようならハチロク」、2回目は単行本48巻・アニメFinal Stage
拓海がエンジンブローしたシーンは、単行本10巻・アニメSecond Stage「さようならハチロク」、単行本48巻・アニメFinal Stageで描かれる。
1回目のエンジンブローは赤城山、2回目は椿ラインであった。
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