車好きであれば、一度は憧れるであろう、車中泊旅。
しかし、スポーツカー好きにとっては、とても困難を極める課題でもあります。
ここでは、車中泊できるスポーツカーの特徴をはじめ、スポーツカーでの車中泊に適したグッズや注意点をご紹介いたします。
スポーツカーで車中泊はできないと思われがちですが、実はできるんです!!
スポーツカーで車中泊はできるのか?
どんな車でも車中泊はできるが、快適に過ごせるのはトランクスルーの車
スポーツカーでも車中泊はできます。
しかし、どんな車でも快適に過ごせるかというと、決してそんなことはありません。
後部座席とトランクがつながっており、後部座席を倒すことでトランクルームと直結する車があります。
このような機能をトランクスルーといいます。
トランクスルーの車であれば、大人の男性が横になる就寝スペースを確保することができます!
スポーツカーで車中泊をする際のイメージ
セリカ(クーペタイプ)で車中泊をするの場合
セリカのような、クーペタイプの車でも車中泊をすることはできます。
助手席側のシートをできるだけ前にだし、前方に倒します。
そこに後部座席を倒して、寝袋を敷くだけです!
ほら簡単!
セリカの場合、少しトランクにかけて下っていることに加え、でこぼこがきになるので、寝袋の下にマットを敷くことをお勧めします。
※ スポーツカー車中泊のおすすめグッズは、先にて解説いたします
倒した後部座席の頭からトランクの端までは、ちょうど140cm。
身長170cmの私は、斜めに寝ても、ちょっと膝を曲げなければならないでしょうか。
快適に車中泊できるスポーツカーの代表例
インプレッサ:4ドアスポーツセダンの代表格!
4ドアセダンで、ファミリーカーグレードもラインナップされるインプレッサ。
後部座席を6:4に分けられるトランクスルーであり、170cm程の身長であれば、足を曲げずに就寝可能。
トヨタ86/スバルBRZ:クーペタイプでも車中泊は可能!
狭いイメージのある86/BRZですが、トランクスルー状態にすると、セリカより長めのスペースを確保できます。
人気車種なだけに、車中泊用のグッズも販売されています。
FR車ということもあり、中心にはドライブシャフトが入っていることから、真ん中の寝心地が良いなんていう話も。。
スポーツカーで車中泊をする際におすすめのグッズ
寝袋:小さくまとめられるものがおすすめ
まずこれが必須。
スポーツカーはトランクが小さいため、小さくまとめられて、寝心地が良いものをおすすめします。
マット:空気を入れて膨らむもの
これも寝袋と同様に、小さく折りたためるものをおすすめします。
車中泊用のマットもあるので、是非調べてみてください。
サンシェード:快適な睡眠と防犯対策
光を妨げる目的もありますが、周囲から中が見えないことによる、防犯対策にもつながります。
クーラーボックス:発泡ウレタンで小さくて軽いもの
発泡ウレタン製のクーラーボックスを使用することで、サイズも小さく、軽いものをチョイスすることができます。
後部座席の足元におけるものだと、尚良し◎
USB扇風機:消費電力の少ないもの
就寝時エンジンをかけられないため、空調として必須。
消費電力の少ないものをチョイスし、モバイルバッテリーとセットで使いたい。
モバイルバッテリー:ライトが点くものだとより便利!
スマートフォンや携帯ゲーム機など、あらゆるものの充電に必須となるモバイルバッテリー。
車中泊では明かりの確保もモバイルバッテリーからとなります。
車内では電源が確保できないため、扇風機などの利用も念頭に、多めに準備しておきましょう。
スポーツカーで車中泊をするメリット
スポーツカーでの車中泊は時間の制約がない
車中泊は宿の時間や場所が決められていないため、自由気ままな旅をすることができます。
スポーツカー好きにとっては、深夜や朝方の道がすいている時間帯に運転したいこともあります。
そんなときには、車中泊はもってこいです。
スポーツカーでの車中泊は自分だけの空間とアウトドア気分を楽しめる!
場所は限られますが、道の駅やサービスエリアなど、好みの場所で睡眠をとることができます。
好きな車の中で疲れを癒し、一日を振り返る。
そんな想像をするだけで、わくわくしてきますよね。
スポーツカーで車中泊をするデメリット
スポーツカーでの車中泊は睡眠の質が落ちてしまう
セリカの車内画像でも紹介しましたが、ただでさえ他の車に比べて狭い車内です。
これに加え、シートのでこぼこがあれば、熟睡はできないかもしれません。
車によりますが、あくまで数日間の旅と考えた方が良いかもしれません。
スポーツカーでの車中泊は安全の確保が難しい
いくらサンシェードをしようとも、公的環境の中で宿泊していることに変わりはありません。
身の危険が及ぶ場合もありますので、宿泊する場所と緊急時の対策はきちんと検討しましょう。
スポーツカーで車中泊をする際の注意点
決してエンジンをかけっぱなしにしてはいけない
排気ガスが車内に入り込み、一酸化炭素中毒となる可能性があります。
最悪の場合、死に至りますので、絶対にしてはいけません。
エコノミークラス症候群に気を付ける
長時間、狭い場所に同じ体勢でいると発症する、エコノミークラス症候群。
狭いスポーツカーの車内では余計になりやすいので、要注意。
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