スポーツ走行をする際、最も重要な要素とも言えるのがタイヤ。
しかし、性能の優れたスポーツタイヤは高額で、初心者にとっては手の出しにくいもの。
そこでおすすめなのが、ナンカン(NANKANG)のNS-2です。
最も安いスポーツタイヤとも言えるNS-2を、サーキット初心者の筆者が試してみました。
【アジアンタイヤ】ナンカン NS-2とは?NS-2Rとの違いは?トレッドパターンは?
NS-2RはNS-2の上位グレードで更にハイグリップ!ナンカンはアジアンタイヤの中でも安心できるメーカー

ナンカンは台湾のタイヤメーカー。
以前はアジアンタイヤの信頼度は低く、国内タイヤの評価が高い時代がありましたが、それもいまや昔の話。
ナンカンはヨコハマゴムが1989年から1996年まで技術支援を行ったことで、飛躍的にタイヤの性能が向上しました。
そんなナンカンのコスパに富んだスポーツタイヤと言えば、NS-2とNS-2Rです。
NS-2はナンカンの中で最も安く、最も人気があるスポーツタイヤです。
それに対し、NS-2RはNS-2から更にハイグリップ性能を高め、よりスポーツ走行に適したタイヤです。
NANKANG NS-2R 195/50R15 86W XL(TREAD120)
走り屋でない素人がサーキットにナンカンNS-2を持ち込んでみた!耐久性は?グリップする?
【筆者のスペック】サーキット経験は2回目。愛車はNB8Cロードスター。筑波サーキット(TC2000)でテスト!

車は好きながら、走りとなるとめっきり初心者の筆者。
入門編として、調べ方結果最も安価なスポーツタイヤであった、NS-2を購入しました。
オートウェイで購入したところ、195/50 R15(15インチ)のサイズで、わずか1本5440円!
最寄りのタイヤショップに直送し、取付してもらいました。
およそ100km弱のならし走行を経て、初の筑波サーキット(TC2000)へ参戦です!
NANKANG NS-2 195/50R15 82V
【評価】最も安いスポーツタイヤ「NS-2」は、素人がサーキットを楽しむには充分。高速コーナーでもしっかりグリップ

今回の走行では、20分の走行を2セット行いました。
走行前と走行後のフロントタイヤの比較がこちらです。
素人がゆえに、それほどハードな走行はできませんでしたが、タイヤ溝は充分残っています。
走行性能としても、高速コーナーでのグリップは一般的なコンフォートタイヤやエコタイヤに比べると、充分楽しめるグリップ性能を感じました。
初心者が、タイム重視ではなく、サーキットを楽しむ為には充分ではないでしょうか。
【ナンカンNS-2の評価】素人や初心者が高速走行入門するにはうってつけの格安ハイグリップタイヤ

【ナンカンNS-2のサーキットグリップ性能】初心者がパワーの低い車を扱うには充分。熱ダレは早め?
先に記した通り、グリップ性能は充分かと思います。
ただし、周回を重ねていくにつれ、熱ダレは早めに感じました。
TC2000でアタックしている際、最終コーナーで、一度だけリアがグリップを失い、大きく流れました。
そこは安価なスポーツタイヤということでしょうか。
【ナンカンNS-2のロードノイズ/音】走行音/静粛性は他のコンフォートタイヤと比べるとうるさい
スポーツタイヤということだけあり、ロードノイズや静粛性は劣っている印象です。
私のようなスポーツカー好きからすると特に気になりませんが、あまり好まない人からするときになるかもしれません。
とはいえ、車内の会話や音楽が聞こえないほどでは決してありません。
【ナンカンNS-2の雨天走行性能】雨でのグリップ力は弱い印象。不安感を覚えるほどではない?
雨天時の濡れた路面での走行も、少しグリップ性能が劣る感覚がありました。
この点は、NS-2Rに変えると濡れた路面での走行性能が向上するという評価もあるので、今後試してみたいと思います。
【NS-2を安く履く!】スポーツタイヤを安く購入し簡単かつ不安なく交換する方法!
「オートウェイ」でタイヤを購入し、近くのショップに発送!購入時に交換作業の予約も可能!作業費は全国一律で安心!

世界各国のタイヤホイールを常時80万本以上の在庫を持ち、輸入タイヤ2800万本以上の販売実績を持つオートウェイ。
大量の在庫を抱えることで一般量販店に比べ圧倒的に価格が安いのが特徴です。
オートウェイで購入したタイヤは、近くの整備工場へ直送でき、タイヤ交換の予約が可能。
交換工賃も全国一律で、15インチ以下の場合、一本1980円と決まっているため、初めてのお店でも安心して依頼できます。
スポーツ走行はお金のかかるもの。
一番の消耗品ともいえるタイヤを安く手に入れてはいかがでしょうか。